ABOUT

Cahiers(カイエ)は、埼玉・本庄を拠点に、
生活と言葉がぐるぐると螺旋を描き始める、静かにふつふつとする文化を掘り起こす、
書店と出版の活動です。

Cahiersとは、フランス語で「ノート」のこと。
研究手帳や雑記帳のように、断片的な思索を書きつけておくもの、という意味合いも持ちます。

哲学者のシモーヌ・ヴェイユが思索を書きつけたノートは、
友人に託され、死後に『カイエ』として出版されました。
私はヴェイユをきっかけに、この言葉を知りました。

何を考えるのか、何を書くのか。
本来、そこに誰の許可も必要ありません。
ヴェイユが書きつけていたように、
ノートのような媒体は、自ら問い続けるための場所となるのだと思います。

言葉を尽くすこと。
その上で、言葉になる前の状態を自分の中に持っておくこと。
ままならない問いであっても、そのまま置いておける。
そういう役割を託して、Cahiersを屋号としました。

文化とは、つくるものではないのかもしれません。
どこからか持ってくるのでもなく、
すでに自分の中に在るものを、淡々と掘り起こすようなこと。
私は、そういうことを「文化」と呼んでみたいと思っています。

そうやって掘り起こしているときには、
静かにふつふつとした気持ちが湧いてきます。
私にとって、書くこと、読むこと、聞くこと、そして撮ることは、
そのための営みです。

Cahiersは、そういった静かにふつふつとする文化を掘り起こす
きっかけとなるものとして、
本を置き、対話や場所をひらいてみようと思い、始めました。



本をつくり、とどけ、ひらく。

日記やエッセイ、フィルム写真を編んだ本をつくっています。
イベントやマーケットへの出店、オンラインでの販売、委託販売を行っています。
編集や制作のサポートもしています。

「やりとりするブッククラブ」、「今日は読むだけの会」などの
読書会や対話会を、拠点やオンラインで開催しています。

『共存人類学研究会』、『古典を読む会』というポッドキャストも続けています。

各活動について
https://lit.link/hirochrs